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なぜ、いまパーソナルなサービスが人気なのか

コラム

パーソナルトレーナーブームは、なぜ起こったか

結果にコミットしているフィットネスジムの人気を見てもわかるように、パーソナルトレーナーにトレーニングの指導をしてもらうことが日本でもブームになっています。体調を整えるコンディショニングだけでなく、食事制限の指導つき、筋肉をつけたい人向けに特別なプログラムを組むなど、さまざまなタイプのトレーニングジムがあります。
体質やライフスタイルなどを総合的に考慮しつつ個人に合わせた指導をしてもらえるというオーダーメイドな点が、忙しいエグゼクティブやビジネスパーソンの心をつかんだのではないでしょうか。

費用対効果はどうか?

パーソナルトレーニングでは一対一で指導してもらうため、自分のペースや好みに合わせてカリキュラムを組み立てることが可能です。そうしたこともあって、多人数で受けるレッスンよりも、早く効果が出ることを期待します。時間を大切にする多くのビジネスパーソンが、トレーニング代の金額だけを見て判断するのではなく、時間もコスト意識として含めて費用対効果について認識し、自分にフィットするパーソナルな個人指導を選ぶ風潮がある、ということが読み取れます。

つまり、パーソナルトレーニングの敷居が下がったというよりも、早く効果を出したい消費者層にコストパフォーマンスが良く、成果が期待できると広く知られるようになったことが、ブームの背景としてあるのではないでしょうか。

パーソナルならではの、なるほどと思えた活用法もあります。私の知人のトレーナーさんから聞いたのですが、クライアントさんの最年少は私立学校の受験を控えた10歳の小学生で、体育の試験対策として自宅までトレーナーに出張を依頼されていたそうです。
「小学生でパーソナルを依頼することもあるのですねぇ」とトレーナーの方は恐縮していたのですが、むしろ、これで自信がついて、志望校に合格するための不安材料が減るなら親御さんは高いとは感じないのではないでしょうか。ある意味、長期視点の投資といえるかもしれません。

また、企業エグゼクティブの場合によくあるのは、トレーニングをしたいがほかの会員の存在が気になる、ということです。個人トレーニングで個室状態のスタジオなら、周囲の目を気にしながら汗をかく必要はありません。
トレーナーとは一緒ですが、一人になれる、プライバシーに配慮してもらっているという、安心感や心地よさにエグゼクティブの皆さんはお金を払うものではないでしょうか。

経営者・エグゼクティブにとって「パーソナル」なサービスのメリットとは

エグゼクティブはできるだけプライバシーを守りたいというシリアスな理由もあります。エグゼクティブの個人情報がうっかり他人に伝わる可能性をとことん避ける必要があるからです。
具体的には、持病や体調などのプライベートな情報です。実はこうした体調に関する情報管理は、秘書であっても非常に気を遣うところです。エグゼクティブの最新の健康状態情報が不特定多数にもれてしまう危険を避け、細心の注意をする必要があります。

なぜ、いまパーソナル? 実はお客の側が選ばれている!

さて、ここまでパーソナルの利点ばかりを並べましたが、実はトレーニングに限らず、パーソナルなサービスでは「良いお客」でいることが良いサービスを受ける最大のコツであると心得ている方もいることでしょう。
ホテルでもレストランでも飛行機でも、無理強いしないお客さまのほうが良いサービスをされている傾向があるように思えます。たとえば、CAがミールサービスなどで最も忙しいタイミングに水を頼みたいときでも、「お忙しいところすみませんが、お手すきのときにお水を持ってきていただけると助かるのですが」と言うのと、「急ぐから、すぐに持ってきてくれる?」と言うのとでは、むしろ急がせない前者のほうがすぐに対応してもらえたり、その後の対応が違ってきたりするものです。

つまり、パーソナルブームとは、サービスを提供する側に顧客側も選ばれる時代が到来したともいえます。そして、エグゼクティブこそ、マナーや対人スキル、新しいことにチャレンジする姿勢などにおいて、顧客全体のレベルアップをさりげなくリードしていく立場にあるのではないでしょうか。
パーソナルなサービスを受けることは、自分が上手くサービスをうけられているか、ということを自覚するよい機会かもしれません。

AUTHOR永田 美保子(ながた みほこ)

長年のエグゼクティブ秘書経験を生かして、2015年より在宅秘書育成コンサルタント、コラムニスト、著者として活動中。著書「年収10倍アップの時間術」(クロスメディア・パブリッシング)大学卒業後、自動車メーカー研究所・外資系消費財メーカーのバイリンガル秘書を経て、英国へ語学留学。その後フィンランド・ヘルシンキに駐在し定期航路大型客船にてキャビンアテンダントとして乗務。帰国後は外資系企業・合弁企業を中心としてエグゼクティブ秘書業務に2014年10月まで携わり、秘書歴は通算約20年に及ぶ。エグゼクティブ秘書として担当した外国人上司の出身地は英国・米国・台湾・ベルギー・カナダ・オーストラリアなど7か国(地域)以上にわたる。日本人役員付の秘書としては、一部上場企業の代表取締役専任秘書を担当。

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